アロマオイル(精油)は、植物の体内で作られ油嚢と呼ばれる小さな袋状の部分に蓄えられている、揮発性の芳香成分(香り)を抽出した物です。脂溶性で水には溶けない性質を持っています。花、葉、樹木、樹皮、果皮、樹脂など抽出される部位は植物によって違い様々で、それぞれ植物によって違った香りと働きを持ち、精油ごとに特徴があります。
アロマオイル(精油)は、植物中にごく少量しか含まれていないため、大変貴重なもので、例えば、ローズの花1トンで0.5リットルしか取れず、これはローズ100本でやっと精油1滴ほどに値します。このように植物のエネルギーを凝縮しているために、少量で驚くほどのパワーを持っています。
また、植物がアロマオイル(精油)を作る理由として、自力で動くことの出来ない植物が、受粉したり種子を遠くに運ぶ為に、いい香りで虫や鳥などを誘い引き寄せる子孫繁栄の為と、逆に害虫や害鳥の嫌いなにおいを出すことで(人間はいい香りと感じても害虫や害鳥は嫌いなにおいなのかもしれません)自分の身を守る自己防衛の為と考えられています。植物が子孫繁栄や自己防衛の手段として、生き抜く為に作リ出す精油は、「植物の生命力」といえるかもしれませんね。
揮発性:液体が常温で気体になって蒸発する性質 |